2018年7月15日日曜日

フラッシュダンス



エイドリアン・ライン フラッシュダンス DVD

1983年作品

ジェニファー・ビールス、マイケル・ヌーリー、リリア・スカラ、サニー・ジョンソン、カイル・T・ヘフナー、リー・ヴィング、シンシア・ローズ


あらすじ:




アレックス


ピッツバーグ――。

18歳のアレックス(ジェニファー・ビールス)は、昼は製鉄所で溶接工、夜はモービィーズ・バーでダンサーをしていた。
プロのダンサーになるのが夢だった。


ある日バレエ団のオーデションを受けようとするが、周囲が経験者達ばかりである事に気後れして何もせずに帰っていた。
アレックスは、正式なレッスンを受けた事がない事を負い目に感じていた。

ダンスの師であるハナには、忙しくて時間がないとウソをついていた。

ニック


アレックスは、ダンスを見た製鉄所の雇い主のニック・ハーレイに口説かれていた。

ある夜、近くのストリップクラブ・ザンジバアのジョニー・Cに絡まれていると、ニックが助けに入った。

ニックはその流れでアレックスを誘うが、アレックスは断り自転車で家まで帰った。
すると車で後をつけて自宅まで押しかけてきた。
明日の夜また迎えに来る約束をして別れた。

ずっとボスとは食事をしないと断り続けていたが、ニックの押しの強さに自宅に招いた。
結局付き合い始める事に。


ところが、ハナとバレエのチャリティー公演へ行った際に、ニックが女性をエスコートしているのを見てしまう。
頭に来たアレックスは、ニックの自宅まで自転車を飛ばし、家に投石をして窓を割った。
「バカヤロー!」


翌日、アレックスはニックに怒りをぶつけた。
家のガラスを割ったのも自分だと打ち明けた。
すると、一緒に居たのは元妻で文化委員に知人が居た事から仕方なく出席していたと分かり、仲直りをした。


ニックは、最初は教養があって育ちのいい金持ち女を妻にすればハクが付くと思っていたが、安全な道を歩いていたと気づいた。
正直に生きる決心をして離婚をしていた。
全てを捨てて、自分の生き方を求めてやり直した。

ニックの離婚話を聞いたアレックスは、刺激を受けたのかオーディションの願書を貰いに行った。


オーディション


ニックはアレックスをこっそり見ていた。
願書を受け取ったのを知ると、文化委員の知り合いに連絡を入れていた。


アレックスにオーディションの通知が届く。
大喜びでニックに報告した。
夜お祝いのディナーをした。

その帰り、ニックはうっかり特別だからゆうべ電話して予約しておいたと言ってしまう。
通知の話しをしたのは今朝なのに。
アレックスはニックが手を回した事を知り、怒って車から降りた。


家に帰るとニックが待っていた。
もうオーディションは受けないというアレックスにニックは、自分を口実に怖がっているだけだと言い、逆キレして帰って行った。


その後、ハナが死んでしまった。
悲しんだアレックスは、やっとオーディションを受ける気になった。
持参したレコードに合わせて渾身のダンスを踊る。
お堅い感じの審査員達も、ブレイクダンスのような派手な振り付けに拍手をして喜んだ。
それは道で踊る少年からヒントを得た振り付けだった。

オーディションを終え、はつらつと駆けて行くアレックスの先には、愛犬とニックが待っていた。


おしまい


かんそう:


80年代作品で、サントラがヒットし、ブレイクダンスを世に広めたきっかけでもある等々、80年代好きには一度は見ておかないと! という定番作品だと思います。

ただ、ダンスがメインなので、意外と80年代っぽいファッションというよりは、ステージ衣装が多い印象でした。
ステージ系は、近頃80年代リバイバルがあったりして意外と今見る目新しさがないような。
ある意味見慣れてる?
それでも80年代ぽいという魅力は十分ありますが。

とにかくメインはダンスと、ダンスに必要な音楽なのでストーリーはほぼあってないようなもの。

ボーイミーツガールと青春の希望と挫折。

あらすじからは省いていますが、成功に近づくアレックスとは反対に、アレックスの友人達は挫折を味わっています。

アイス・スケーターを目指すもテストで尻もちをついた為、挫折してストリッパーになった友達ジェニー。

ジェニーの彼、リッチーはコックをしながらコメディアンを目指して、ある日一発奮起でLAに引っ越していきますが、最後には結局戻ってきます。

誰もが思い通りの人生を歩める訳ではないと言う厳しさは、ある意味ダンスの世界に足を踏み入れたアレックスの先に待ち受ける困難を表してもいるのかな。

こうしたドラマっぽいシーンよりは、ただダンスをする、MVのようなシーンが多いのが時代って感じがしました。
ミュージカルでもないので、ただBGMが流れて踊ったり、動いたりしているだけのシーンです。
これを映画館で見る……。
いろんなメディアが存在する、今の時代にはちょっと想像がつかない感じです。


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