2017年1月24日火曜日
オーバードライヴ
オーバードライヴ レンタル落ち 中古 DVD
2013年作品
ドウェイン・ジョンソン,バリー・ペッパー、スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラット、ジョン・バーンサル、マイケル・K・ウィリアムズ
あらすじ:息子の罪を軽くする為に、自ら麻薬の売人に近づこうとするが・・・。
地味でした。
【おはなし】
ジョン(ドウェイン・ジョンソン)は離婚して、新しい家族と暮らしていたが、ある日別居している息子が麻薬の密売容疑で逮捕されてしまった。
自分が引き取って育てていれば、と悔やみつつも、息子の「新しい家族と広い家に住んでいるのが恨めしかった」という獄中での告白を聞き、少しでも罪を軽くしてやりたいと思う。
そもそも息子は友人の減刑目的の為に嵌められていただけなので、密告する売人など知る訳がない。
かといって、友人のように他の友人を売るというゲスな事も出来きず、好奇心を持った事に後悔をしていた。
運送会社を経営する立場を利用して、なんとか連邦検事のキーガン(スーザン・サランドン)に直接口を効いてもらおうとするが、素人の介入に責任は持てないと非協力的だった。
だが、従業員には元犯罪者もいるので、その力を借りてなんとかする! と走り出す。
すると、1人の従業員に気が付く。
ダニエルという社員で、まだ入社間もなかったが、真面目な働きっぷりが目についていた男だった。
ダニエルは、堅気になろうと真面目に働き始めた矢先に、勤め先の社長から「ドラッグのディーラーを紹介しろ」と言われ、半ばパワハラに困惑するが、一度は断る。
だが、確かに家族の事を想うと、少しでもまとまった金はありがたく、結局手伝う羽目に。
こうして、ドラッグの世界に足を踏み入れるが、次第にキーガンとしても検挙したい大カルテルに近づき、素人ながらに苦戦しながらも、大物の逮捕に成功し、息子は釈放。
そして、手伝ったダニエルに報奨金10万ドルをそのまま渡した。
おしまい。
【かんそう】
いわゆるロックではなくて、一俳優としての演技の上手さは堪能できるんですが、その分地味でした。
ガタイの良さは、運送会社経営という事で不自然ではないのですが、あくまでもパンピーなので、ケンカもいまいち。
あっさり近づいたドラッグの売人らにボコられて倒れる始末です。
その後も、別にトレーニングして強くなる・・・とかはなくて、あくまでもリアルな感じ。
なので、繰り返しますけど地味なんですよね。
これが、どう作用するかは見る人次第なんですが、私はちょっとがっかりでした。
やっぱりクライムで肉体派の俳優ときたら、派手なアクション、少々の誇張もばっちこい! と期待してしまうので。
実話ベースという事ですが、設定そのものはこんな実話あるの? と驚くものですが、(素人が麻薬カルテルに近づくなんて)その辺は、アメリカならではなのかな、と。
で、こんだけぶっ飛んでるんだから、もっと飛ばしちゃえ! って期待するところ、あくまで実話ベースのノリからは離脱していないんでしょうね。
そうなると気になるのは、主人公のパワハラの犠牲者にしか思えないダニエルが、可愛そうで・・・。
ま、大金入って結果オーライって事でしょうけど、そういう問題じゃないような・・・。
せっかく更生しようと決めた人間を、別の利益の為なら協力させるっていうのが、なんとも共感できないスタートなんですよね~。
その先が、ドンパチ・ファンタジーだったら、そんな細かい事えーーいってなれるんですけど、なまじリアル寄りなものだから、ずーっと引きずってしまいました。
ただ、ほんと、ロックの演技の上手さは、本物だなーと思いました。
でも考えたらアメリカのプロレスってすごいドラマを演じてるんですもんね。
詳しくはないですけど、きっと皆役者になれるレベルなのかもしれませんねw
そしてこの手の映画は(タイトルのシンプルさといい)絶対忘れた頃に、「これ見てないかも」といってまた見てしまいそうなので、そうならないように記録に残しておきますw
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