2016年12月10日土曜日
バトルフロント
バトルフロント”スペシャル・プライス” DVD
2013年作品
ジェイソン・ステイサム、ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワース、ラシェル・ルフェーブル、フランク・グリロ、クランシー・ブラウン、イザベラ・ヴィドヴィッチ、レイチェル・レフィブレ
あらすじ:亡き妻の田舎に父と娘で引っ越すが、いきなり暴力沙汰を起こし、閉鎖的空間で悪目立ってしまい・・・。
ステイサム好きとしても、ちょっとしんどくて1度はリタイヤしていました・・・。
【おはなし】
フィル(ジェイソン・ステイサム)は、元マトリだったが、今は引退して娘と妻の故郷に越して来ていた。
だが、転校生という事で地元の悪がきに絡まれ、父親仕込のケンカ・テクニックで、娘が同級生にやり返してしまい、悪目立ちする事に。
相手が悪く、母親はジャンキーで、父親は大した男ではないが妻に逆らえず、けしかけられるまま。
うっかりフィルは子供の前でそんな父親をのしてしまい、さらに大事に。
自分の旦那がダサくて当てにならないからと、ジャンキー嫁は、ドラッグの売人の極悪人の兄ゲイターに「あいつやっちゃってよ」と助けを求める。
すると、ゲイターはフィル宅に侵入し、フィルの過去を知ってしまう。
しかも、フィルが当時侵入していた犯罪組織を知っていたので、良いネタを仕入れた事になる。
ゲイターはパートナー的存在のシェリル(ウィノナ・ライダー)を使い、犯罪組織にフィルの正体と居場所を教える代わりに、ドラッグの流通経路を拡大する事を目論む。
だが、犯罪組織の方が上手で、力づくで情報を得、フィルに復讐をする為街へ押し寄せて来る。
察知したフィルは娘と街を出ようとするが、間に合わず逃げる際中に、娘はシェリルにさらわれてしまう。
大騒ぎに地元警察も駆けつけるが、娘をさらわれたフィルは当たり前にように捜査指揮をとっていた。
そして、娘を探しに飛び出るフィル。
一方、1人蚊帳の外にいたゲイダーが、先に娘が拉致された場所に到着する。
シェリルは娘を助けたつもりだったが、目撃者にしてしまった以上放っておけないと、痴話喧嘩になる。
さらにそこへ、ジャンキーの妹がやってくる。
この騒ぎに兄が関わっていないかどうか確認しに来たのだった。
その時、子供の声が聞こえフィルの娘がいる事を知ってしまう。
間の悪い事に、その場所はゲイダーのドラッグ工房で、以前フィルが忍び込んで爆弾をしかけてあった。
それが、このタイミングで爆発してしまう。
すぐにフィルの仕業だとわかったゲイダーはいよいよ娘を殺そうとするが、さすがにジャンキー妹もそれは止めると、揉み合いの中で、ゲイダーは妹を銃で撃ってしまう。
その場から娘を連れて逃げるゲイダー。
カーチェイスの末、フィルは事故ってゲイダーに銃を突きつけられる寸前になるが、娘が止める中フィルは起き上がり反撃をする。
ぼこぼこにした挙句、銃をつきつけるフィルだが、ふと娘の視線を感じて引き金を引くのを止める。
そしてフィルは堂々と、獄中の犯罪組織のボスの元へ面会に行き、「外で待っている」と告げる。
おしまい。
【かんそう】
ステイサム作品としては、ちょっと地味というか、主人公フィルがあんまりステイサムっぽくなくて、1度はリタイアしていたのですが、またTVで放送していたので、今度は最後までがんばりました。
お話し的には、普通のよくあるアクション・クライムで、やっぱりステイサムじゃない人の方がいいんじゃ? みたいな、印象でした。
というのも、個人的な好みだと思いますけど、まずステイサムにシンパパが似合わない。
あと、出だしのカツラ・ショックが大きすぎる。
犯罪組織の一員に潜入する為に、変装として長髪になっているんですけど、どう見てもコント。
ステイサムって本当に坊主以外は壊滅的なんじゃないでしょうか?
この間違いステイサムがショックで、初回は見る気を失くしてしまったのですが、今回は知ってて見たので、なんとか乗り越えましたw
でも何度見ても慣れません・・・。
何故あれを世界に発信できるのか、超謎。
あと、ほぼ隠居を目的に娘と田舎に引っ越したのに、自分からトラブルを引き寄せているようなフィルの軽さがバカっぽくて、ステイサムに似合わない。
どちらかというとそういうバカにやれやれってしてるのがステイサム先生なんだと思っちゃうんですが。
主人公フィルがちょっと小物ちっくなんですよね~。
またさらに輪をかけた小物感満載の、地元のチンピラ。
ママ友トラブルから始まるというのも、なんだか先の期待が難しい。
で、結局本当の敵は、潜入捜査時代の組織だったりして、田舎のワル、ゲイダーはのんびりビリヤードしてて何も知らないとか、なんだかまったりしてるし。
ゲイダーは妹はジャンキー、彼女も頭の悪そうなビッチで、女運には恵まれていない様子。
ただ、妹は最後、フィルの娘を守ろうとするという人間らしい一面を見せたので、かなり印象は変わりました。
ウィノナ・ライダーはなんだか痛々しい程。
所で、アメリカのドラマだなーと思ったのは、転入早々、シンパパである自分の父親に「私の担任(おんな)どう?」ってお勧めしちゃう所。
そして言われた父親もまんざらではない所。
その先生(レイチェル・レフィブレ)はアンダー・ザ・ドームでお馴染みですけど、やっぱりまんざらでもなく、家庭の誕生日パーティとかにまで口を出す所。
あんまり日本では想像出来ないですね~。
落ち的には、あたかも続きがありそうな雰囲気ですが、今の所はそういった話題は見かけていません。
良い所を挙げるなら、娘さんがステイサム仕込みのなかなか根性のある女の子で、親子の説得力は凄くありました。
私は、足枷のあるステイサムではなく、やりたい放題のステイサムを見たいです。
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