リンジー・ローハンの妊娠宣言!? ハリウッド式OLウォーズ レンタル落ち 中古 DVD
2009年作品
リンジー・ローハン、ルーク・カービー、クリス・パーネル、ジャニーン・ガラファロ、ウィリー・ガーソン、ロニー・ロス、アナ・オルティス
あらすじ:ある日仕事をクビになってしまい、慌てて妊婦だとウソをつきクビを免れたが・・・。
リンジーは、この作品のせいで、万引きって簡単って思っちゃったんでしょうか・・・。
【おはなし】
セア(リンジー・ローハン)は、高校生の妹を大学に行かせる為に母親代わりとなり働いていた。
だが、勤め先の出版社は歴史書等を扱う堅い社風で、上司は意地悪であまり馴染めてはいなかった。
同僚と女子トイレでタバコを吸いながら愚痴を言う毎日。
その愚痴を男子トイレにいた上司に聞かれてしまい、早速呼び出されてクビにされるが、仕事を失いたくないセアは勢いで妊娠している、と口から出まかせを言ってしまう。
法律で、妊婦はどんな理由があっても解雇できないという事をドラマ「LAW & ORDER」で見ていたのだった。
まんまとクビは免れたが、妊婦であるとウソをつく生活が始まった。
そんなある日、上司の犬が怪我をしてしまい、上司は付き添いで長期休暇を取る事になる。
その留守を任されたのは、先代の息子だが大人しい為上司の言いなりになっていたニック。
ニックは留守中に自分のやりたい事、ある妊婦が書いたエッセイを出版する計画を立て、そのパートナーとして妊婦のセアを指名する。
そして、セアは才能が認められ、お茶くみから昇進し、ますます妊婦ではないという事が言えなくなってしまう。
何より、妊婦になった途端周囲の態度が変わって、居心地が良いのだった。
だが、ウソはいつかバレる。
ニックがいよいよ出版にこぎつけ、そのイベントの日、上司が戻ってきてしまう。
もちろん、勝手を許さない上司は、ニックのイベントを乗っ取ろうとするが、腹を立てたセアが飛びこんで乱闘になってしまう。
その際に、セアのお腹を膨らませていた風船が割れてしまい、ウソがばれる。
その時には、セアといい感じになっていたニックは、ウソをつかれた事に怒る。
そして連絡が取れなくなってしまった。
セアを心配した同僚が訪ねて来て、ニックはすでに会社を辞めていると教える。
同時に、妊婦本の在庫も余っていると。
責任を感じたのか、セアは妊婦本の売り込みを独自で始める。
無職中に見ていたトークショー「ヴィスタ」にもなんとか売り込みをし、紹介してもらえる事に。
作者を訪ねるが、破水し、とても出られる状態ではないので、これまた走り回り出演者を探す。
そして当日、妹にニックを呼んでもらい、スタジオで再会する。
怒っていたはずのニックは、セアの顔を見たせいかその場で怒りを静め、さらに愛の告白のような事を言い、セアも受け入れる。
もちろん、番組のお陰で本は注目を浴び注文が殺到した。
2年後――。
ニックとセアは出版社に戻っており、セアは大きなお腹をしている。
まさに今生まれそうになって、皆に祝福され囲まれていた。
おしまい。
【かんそう】
リンジー・ローハンって今どうしているんだろうとちょっと調べましたら、一応セレブとしては存在していますが、いわゆる作品発表はないみたいですね。
面白かったのは、今年GTAを訴えていたり、ハロウィンでスーサイド・スクワッドのコスプレしていたって事w
GTAには「私をモデルにしたでしょ」と。取り下げ済みですが。
これも「ローアンドオーダー」で見たのか?w
もちろんキャラは、ハーレイ・クイン。
相変わらず楽しそうで何よりです。
とにかく、美人ですよね。女優になる為の顔って位。
本当に、素行の問題でいろいろと勿体ないなーと改めて思いますね。
さて、本作は、アメリカの法を利用して「妊婦の振りをしてクビを免れた」為に、良い事も悪い事も起きてしまう、というお話し。
そもそも法を利用してはいけないし、このセアとその同僚って普通に万引きするんですよ。
まあ、コメディ要素の1つなのかもしれませんが、なんだろ、のちに本人が万引きで話題になるなんて夢にも思っていなかったせいか、それとも実は予言していて、むしろ自虐ギャグを予測していたのか・・・。
どっちにしろ、やっぱり身近な犯罪でも「どコメディ」ではないので、笑えませんでした。
ちょっと「万引き」を軽く扱いすぎているようで、気になっちゃいました。
ま、こんな事いったら「殺人」はどうなんだって、なりますけどね。
ファンタジーとリアルの境目みたいな。
特に本人が実際やっちゃってますからねw それを知ってみると尚更気になる・・・。
いわゆるラブコメなんですけど、ラブコメって便利な言葉で、本作はそれ以外思いつかないんですけど、コメディ要素はかなり薄いです。
かといって「ラブストーリー」というには、なんか違う。
そう、そもそも周囲をだましているというストーリーが、あんまり応援とか共感とか、しにくい。
特に、妊婦さんからしたら「冗談じゃない」って思うかもしれません。
だって、妊婦じゃなくてもちょっと思いますもん。
要は、身体が弱いと皆が親切にしてくれるから、仮病を使っている・・・みたいなものですから。
そして・・・。
リンジーであるが為にどうもセアに黒いものを感じてしまいw 同情しにくい。
これは制作側も災難だとは思いますが。
という感じであんまり笑うシーンはなかったですね。
ただただ、嘘妊娠を最後どうするつもりなんだろうっていう疑問だけ。
会話で面白かったのは、オリーブオイルを「EVOO」って言うのが嫌とかなんとか。
EVOOって調べたらそういうメーカーがあるんですが、例えば「ASAP」的な略語として言ってるのか、それとも味噌を「マルコメ」って言ってるのか、どういう嫌なのかはわからないんですけどw
普段日本に居て知り得ない、日常を垣間見れたような気になれましたw
それにしても、主役がリンジーという当時は人気者だったせいか、脇が豪華!
ホワイトカラーのモジー、ウィリー・ガーソン。
アグリー・ベティのお姉さん、今はデビアスなメイドのアナ・オルティス。
古くはロミーとミッシェル、最近だとレッドセルのジャニーン・ガラファロ。
どれもちょい役ですが、存在感はさすがでした。
また、さらにちょい役ですけど、30ROCKのロニー・ロス。
このキャストでしっかりコメディでもしてくれたら超豪華なんですけど!
まあ、当時は人気だったリンジーと妊娠っていう組み合わせが、キャッチーだったのかもしれませんね。
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