2017年3月11日土曜日

コンテイジョン



コンテイジョン マット・デイモン DVD

2011年の作品
監督スティーブン・ソダーバーグ

マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、ブライアン・クランストン、ジェニファー・イーリー、サナ・レイサン

あらすじ:ある日、世界のあちこちで突然死が多発。


原因を探る為にその一見無関係な人達の接点を探り始める。
と同時に、世界はパニックになっていく……。

突然死の原因であるウイルスの感染ルートを探る為に、日付を遡って様々な接点を明らかにして行く。

その中心は浮気してた主婦ベス(グウィネス・パルトロー)。
もちろん、本人も死んでいるが、浮気相手と息子も死んでいた。

ベスのデジカメの画像と日付からどんどん追っていくと……。

ベスは出張先の香港で、おいしいので挨拶したいとコックと握手をし、記念撮影をしていた。
そのコックさんは、コブタを捌いた血を軽くエプロンで拭いたままの手で握手していた。

それが感染の原因だった。


かんそう:

なんとなく監督名と豪華なキャストで見ました。
ソダーバーク作品ってこの豪華さだけでワクワクする感じがあります。

でも、そんなエンタテイメント・マインドに反して内容が厳し目というバランスが、面白い。
厳しい内容だからこそ、役者をフックとして華やかさをプラスしているのかもしれません。

本作も、テーマがテーマだけに暗く、救いがないです。
あまりジャンルを気軽に増やしたくないので、サスペンス、としましたが、公式にはスリラー?
でも、厳密にはパニック+人間ドラマって感じなのかな? パンデミックに絡むそれぞれの立場の群像劇。
好きな人は好きな、見る人を選ぶ作品に思えます。


私は、どうしてもオチが気になってしまいました。

まず、ベスよりも先にコックが死んでいそうで。
もちろん、なんらかの免疫がある人は感染しないので、まあコックはそうなんだと思いますが、納得感がないなーと。

豪華キャスト陣で、グウィネスだけが突出して目立っている訳ではないとはいえ、何も意味なさそうにグウィネスが出て、死ぬ訳はない、って最初から気づいちゃうんですよね。

とはいえ、コックが死にました、から始まるとなると、これもう最初からブタですよって言ってるようなものになってしまいますしね。

せめてグウィネスではなく、もう少し地味な女優さんだったら、ハッっとなっていたような気がしました。




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