2017年3月30日木曜日

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々



クリス・コロンバス パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 Blu-ray Disc

2010年アメリカ
シリーズ小説の映画化

ピアース・ブロスナン、ユマ・サーマン、ローガン・ラーマン、ブランドン・T・ジャクソン、アレクサンドラ・ダダリオ、ジェイク・アベル、キャサリン・キーナー、ジョー・パントリアーノ、マリア・オルセン、ディラン・ニール、ロザリオ・ドーソン、ショーン・ビーン

あらすじ:
不死身の存在である神話の人物やモンスターが今はアメリカに存在している、という設定のファンタジー小説。



パーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)は高校生だったが、ある日自分が突然魔物に襲われた事から、デミゴッド(人間と神ポセイドンのハーフ)である事を知る。
そして、デミゴッドの戦士訓練所に行く事になるが、同時にゼウスの稲妻を盗んだと濡れ衣を着せらている事を知る。

お前の息子に盗まれた稲妻を返さないと戦争だ! とポセイドンにいいはるゼウス。
また、母親はハデスにさらわれてしまう。

母を救う為、濡れ衣を払う為に仲間と共に冒険に出るパーシー。
必要なアイテムを探すというRPGのようなお使いをしつつ。

神話のアイコン、メデューサ、ヒドラ等と戦いながらもハデスの元へ辿りつき、母を助け出すが、その際にパーシーが持っている盾に稲妻が隠されているのを見つけてしまう。
もちろん、パーシーには身に覚えがない。

それはずっと一緒に旅をしていた仲間、ルーク(エルメスの息子)が用意してくれた盾だった。
そう、ルークが盗み出し盾に隠していたのだった。
戦争を望んでいたのだった。

そんなルークとタイマンとなり、ポセイドン・パワーで水を操って勝利。

無事、稲妻を返却し世界を平和に納めました。

おしまい。

かんそう:

私はファンタジー映画が好きなので、かなり欲目で見ていると思います。
特に、ギリシャ神話が題材のこちらは、それ程マニアじゃなくても見て知ってる存在のメデューサやら神々やらの登場で、それだけで見ていて楽しかったです。

そのメデューサ演じるのが、ユマ・サーマンで、つやつやのヘビヘアーだったり、ファッションがモダンなのも面白かったです。

ファンタジーにはありがちですが、歴史上のアイコンが現代化するのがツボなんです。
しかもそれがピアース・ブロスナンのケイロン(半分人間半分馬)とか、結構豪華に感じました。

ストーリーは普遍的なRPG王道のアイテムを集めてラスボスを目指す、というもので、安心して見られます。

また、選ばれた人間らしく、パーシーがほとんどを強運や持前の才能ですり抜けているのも、ザ・娯楽という感じで、安心感があって良かったです。

自分が体験してきたゲームの中のRPG感とリンクするんですよね。

ある日ベッドから起きると、「お前は勇者だ」と言われて旅に出る羽目になるという、テンポ感。
そこに迷いとか戸惑いなんて入る隙はなくて、更に素人なのにいきなりバトルで勝てるの? っていう心配も最低限の装備揃えてれば大丈夫っていう。

もっとも、自分で遊ぶゲームの方が経験値稼ぐという苦労はしていますが。
パーシーは、メタルキングだけを相手して大きな階段をぼーんと登って行ってる感じでしょうかね。
逆にそこに爽快感がありました。

私にはまさにエンタテインメントでした。


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