映画 (Movie) / 俺たちニュースキャスター 〔DVD〕
2004年作品
ウィル・フェレル、スティーヴ・カレル、ポール・ラッド、 デヴィッド・ケックナー、クリスティナ・アップルゲイト、フレッド・ウィラード、セス・ローゲン、ダニー・トレホ、ジャック・ブラック、ヴィンス・ヴォーン、ルーク・ウィルソン、ベン・スティラー、ティム・ロビンス
あらすじ:ローカル局の人気キャスターだったロンのチームに、新たなライバルが入社してきて・・・。
人気があるんだからまるっきりのバカじゃないと思うんだけど、やっぱりおバカでそこが魅力。
【おはなし】
1970年代のサンディエゴ。
ロン、ブライアン、ブリック、チャンプはローカルニュース局の人気キャスターチーム。
やりたい放題だったが、ある日美人キャスターヴェロニカが入社したことで一変。
男ばかりの部活ノリに女性が入る事が気に入らず、歓迎ムードではなかったが、実はロンはヴェロニカに一目惚れ。
あの手この手で口説いて、見事ベッドイン!
お互いライバル・キャスターという事で皆には内緒にしておこうと言った矢先にロンは嬉しすぎて心の声がダダ漏れ。周知の事実に。
ある日、ロンは通勤途中でバイカー(ブラック)とトラブルを起こしてしまい、大遅刻をする。
窓の外に投げたブリトーがバイカーにヒットし、転倒させてしまった。
その仕返しにロンの愛犬が鉄橋から投げ飛ばされてしまった。
愛犬を失い悲しみに暮れるロン。
遅刻したロンの穴を埋めたヴェロニカは評価され、ロンは乗っ取られたとおかんむり。
ダブル・キャスター状態になると、べヴェロニカも本来の野心をギラつかせ、ロンに止めを刺す。
いつも、カンペを正確に読んでいたロンの行動を逆手にとって、愛する地元サンディエゴを「くそったれ」と言わせたのだった。
当然、クビになってしまう。
ロンを追い出した後、順調にキャスターとして活躍していたヴェロニカだったが、ライバルはロンだけではなかった。
パンダの出産ニュースで他の局を出し抜こうと良ポイントを見つけてようとしていたヴェロニカはライバル局に熊の檻につきおとされてしまう。
それを知らないスタッフはヴェロニカがいなくなってしまったと慌てて、仕方なくロンを呼び戻す。
ところが、動物園に着くとヴェロニカを発見。
そのまま見捨てる事をせず、ヴェロニカを助ける。
熊との戦いになるが、その時死んだと思っていた愛犬が生きて、しかも投げ飛ばされてからの経験から、熊と会話し、無事救出成功。
そして無事、出産ニュースを2人で伝えて全米ネットワークを掴む。
おしまい。
【かんそう】
大分古い作品になりますが、シリーズのはじまりで、ロンという愛すべきキャラクターの完成度が高いです。
ただでさえ、70年代という時代設定で、コミカルに感じる髪型や衣装ですが、それを上回るアホ・キャラ達。
コメディ界の友情出演も1作目から豪華です。
ライバルキャスターたちが、ストリート・ファイトで後から後から現れる、というお馴染みの演出もここから。
そこは本当にちょっとしたシーンなんですけど、だからこそか、カメオ出演の役者さんを見つけるのも楽しみの1つです。
ロンは、アホだけどキャスターとしてのプライドや意地はあって、根拠のない自信もたっぷり。
どうして人気が出たり、仲間が揃っているのかと考えると、根が悪い人ではないから、なのかなー、と。
ヴェロニカはそういうロンの正当的なヒーローポジションに対して、手段を択ばない悪役的なキャラになっています。
だから、ロンと寝た後も仕事を選んでロンを突き落す事が出来る。
ロンは、決して心が広くはないのだけど、自らヴェロニカのような悪事をするタイプではないんですよね。
そこが、作中はもちろん、見ている私にも、応援したくなる理由だと思います。
フェレル作品で、落ちぶれて飲んだくれる、というのはお約束なんでしょうかねw
そうだとしても、その落ちぶれ演技が面白いから、いいんですけどw
この作品で特に笑ったのは、ヴェロニカと結ばれる時のユニコーン・アニメの演出w
コメディらしくからっとした笑えるベッド・シーンが女性でも見やすい、というのもフェレル作品の特徴かもしれません。
中でもこのアニメ演出は、最高!
そしてフルートでの口説きなど、フェレル・ワールドがぎゅっと詰まっている感じです。
もともと、アマゾン・プライムで無料で見れていたんですが、この手の無料サービスの性で、いつのまにか消えていました><
消える前にもう一度見たかったな。
その代り、今は
俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク
(過去記事)
がプライムで見れるようになっているので、また消える前に見直しておきたいところですw
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