2016年8月10日水曜日

レイダース 失われたアーク(聖櫃)



映画 (Movie) / インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫ 〔BLU-RAY DISC〕

1981年作品

ハリソン・フォード、カレン・アレン、ジョン・リス=デイヴィス、デンホルム・エリオット、ポール・フリーマン

あらすじ:ナチスより先にユダヤの秘宝を探し出せるか・・・!?




80年代の代表作でもあると思いますが、見たことありませんでした。

【おはなし】

考古学者のインディアナ・ジョーンズ教授(ハリソン・フォード)の元に、ある依頼が来る。

ナチスがユダヤの秘宝の1つである「アーク」の発掘を始めているから、ナチスより先に手に入れて欲しい、というものだった。
「アーク」には不思議なエネルギーがあるという言い伝えがあり、それをナチスが手に入れてしまったらヤバイ事になるだろう、と。

また、そのアークの手がかりとなる「ラーの杖飾り」は、インディの恩師が所有しているという縁もあった。

だが、その教授はすでに亡くなっており、杖飾りはインディと関係のあった娘マリオンが受け継いでいた。

久しぶりの再会は、ピリっとしていた上に、ナチス側の追手も杖飾りを狙って現れたのだから、散々なものだった。

アークの現状を知り、仕方なくインディとマリオンは手を組む事に。

だが、マリオンの持つ杖飾りを狙う追手は絶え間なく、あの手この手で近づいてきて、マリオンはさらわれてしまい、挙句炎上に巻き込まれ死んでしまう。


インディは協力者である友人サラーと飾りを持って、発掘現場に紛れ込む。

そこで、死んだと思っていたマリオンが生きているのを見つけるが、ここでマリオンを救って騒ぎを起こす事よりも、マリオンを放ってアークのありかを調べるほうを優先してしまう。

そして、夜こっそりアークを盗みだそうとするが、ヘビの大群に悩まされ簡単にはいかず、明け方となりナチス側にバレてしまう。

むしろ、インディたちがナチスの為に苦労して見つけ出してあげたような形になってしまった。


捕まっていたマリオンもインディのいる遺跡に突き落とされ、取り残されてしまう。

ナチスが飛行機でアークを運ぼうとしている間、なんとかインディ達は遺跡から脱出する。

なんとかアークの空輸を阻止する事にも成功。

トラックで運ぼうとする所を、インディは1人ノープランで馬で追う。

馬から車に飛び乗り、アクション満載でアークを奪還。

貨物船でアークとともにエジプトを出る。

が、再びナチス側にアークとマリオンを取られてしまう。

逃げ切ったインディは、儀式の為に移動中のところを襲撃し、今度はマリオンをかえさなければ、アークを打つと、救出に来る。

だが、考古学者であるインディにそんな事ができるわけないと、インディも捕まってしまう。

そして、儀式が始まる。

アークを開けると、中は砂だらけだった。

困惑していると、中から精霊が飛び出してきた。
インディは、マリオンに何があっても目を合わせるな、と警告する。

その精霊は、そこらじゅうのドイツ兵を皆殺しにしてしまったが、目をつぶっていたインディだけが助かった。

帰国し、インディの仕事は無事終わった。

アークは危険なものだとわかり、安全な場所に保管すると、インディたちの手から離れ、インディはご立腹。

だけど、そんなインディをマリオンが待っていた。


そしてアークは、同じよな木箱が沢山ある倉庫に置かれた。

おしまい。


【かんそう】

大好きな海外ドラマ「ビックバンセオリー」シーズン7、4話で、インディ・ジョーンズがネタになっていたので、見て見たくなりました。

そもそも有名な作品で、知ってるような気になっていたのであえて見る事もないままになっていたので、ちょうどいいきっかけでした。

改めて、いろんなものに影響を与えた作品なんだなーとわかりました。

特に、個人的に身近に感じるのは、RPGへの影響ですね。

ダンジョンに入ると、いろんな仕掛けがある。

〇〇を探すには、××が必要で、その××をあそこで、ああすると扉が開くよ、とか。

根本的にアドベンチャー好きなので、面白くない訳はないんですよね。

しかも、想像以上にコミカル&雑で、いい意味でびっくりしました。

なんか、もっと真面目にアークしてるのかと思っていたので。

まず、インディが、自分の興味(アーク)の為に、恋人でもあったマリオンをあっさり救出しない、というシーンは、なかなかの衝撃でした。

こんなヒーローでいいんだ、と。

むしろ、新鮮?

同時に「ビックバンセオリー」のオタクが夢中になる理由もわかった気がしますw



身近なんでしょうね。

超かっこよくて、女にもてて、みたいなヒーローじゃない所が。

もちろん、格好良いですよ! 考古学者を超えたアクション披露していますし。

でもそれもなんだか全部、自分の研究欲のなせる技って思うと、いわゆる「何かを救う為にがんばるヒーロー」とは、同じじゃなくて、そこがまた面白い。

マリオン救出後に、元鞘に収まりそうになるシーンもロマンチックどころか、インディはこくっと寝てしまっておしまいw

結果、家族で楽しめるようにもなっているのですが、あくまで子供向けというよりは、主人公そのものが大きな子供だからって感じでした。

「ビックバン」で言っていたのは、インディがアークを見つけなければナチスの手に渡る事もなかった、という感じでしたが、(それを夢中な男どもは気づいていなかった)まあ、私も実際見てみて、そこまでは思いませんでした。

でも、所々適当というか、「そもそもインディが話ややこしくしてない?」とは思いましたw

ノープランでおっかけたり、助けに行くつもりが捕まったり。

まあ、結果オーライだと思いましたけどね。

最後までインディは、マリオンを助ける事を大義名分にアークを手にしたかっただけのように見えました。

でも、それがインディのいいところなんでしょうね。

ガチリアルな発掘&アクションの最後の最後が、「亡霊?」の呪い? みたいなファンタジーが出てきて、「なーんだ、ハムナプトラじゃん」って(私の知識で合致したものw)一瞬ちょっとがっかりしたんですけど、全体のトーン(コミカルなノリ)としては、許容範囲・・・というか、時代的に見たらがんばっていたんだろうなー、と思います。

むしろ、セットとかアクションとか本当に凝っていて、まさにエンタテインメント、冒険活劇だなーって思いました。

今ならもっとすごい映像の作品が沢山あって、今更ちゃちくてしょぼいって思われると思いますが、映像だけじゃない、独自のノリが永遠に残る個性になっているのかなーと思いました。

インディさん、意外とチャライというか、研究オタクな所が面白かったです。



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