2011年作品
主な出演：チワワ、シェパード
あらすじ：庶民なチワワのパピとセレブなクロエが飼い主より先に結婚するが・・・。
犬好き、特にチワワ好きならマストでしょう。
【おはなし】
ビバリーヒルズ育ちでセレブ犬のチワワのクロエが結婚したのは、庶民なチワワ、パピ。
時々、クロエとの格差に自信を無くすが、それは飼い主同士の関係とも重なっていた。
そして、子供達が産まれ、パピとクロエは両親になり、賑やかな大家族に。
ある日、飼い主のサムは里帰りをする事に。
孫だよ、と子犬達も全員連れて行く。
パピは久しぶりの実家に喜ぶが、実はサムの両親は経済的に困っていて、家を手放さないといけない状態だった。
そんな人間達の困った様子は、パピとクロエはもちろん子犬達も察する。
だが、サムもすぐに親を助けられる状態ではなかった。
サムの実家に、何故かクロエの旧友であり、命の恩人のデルガド（警察犬）がメキシコからやってくる。
シャネルの5番をつけてるチワワはクロエしかいないから、匂いで分かったというが、驚きながらも歓迎する。
実は、デルガドには生き別れになった子供達（警察犬）に会うという大事な用があったが、勇気が出せずクロエの力を借りたかったのだった。
ある日、サム達は、賞金目当てで、ビバリーヒルズのドックショーに参加する事に。
そこには、お金をかけまくったセレブな犬が沢山出ており、見た目が庶民なサム一家は受付からバカにされる。
だが、クロエやパピは負けておらず、パピは決勝まで残るが、血統書がないという事で失格になり、賞金目当ては失敗してしまう。
がっかりしていると、家で留守番していた子供達が、銀行強盗のニュースを見て、「あれは皆が欲しい物じゃないのか？」とお札を取りに行く事に。
現場につくと、確かにお金の入ったバッグを見つけ、それぞれがお札を取ろうとバッグの中に入るが、そうとは知らない犯人達はちびっこチワワごと、盗んで逃亡。
親たちは、子供達が居なくなり驚くが、すぐにデルガドなど総出で探しに行く。
犯人グループが残したフェイスカバーから、見事犯人を見つけ、犬達は子供達を取り返す事に成功。
おまけに、犯人を捕まえる事も出来た。
そして、後日、犯人には懸賞金が掛けられていたという事で、サムの両親は借金に悩む必要はなくなった。
デルガドもこの一件で、子供達が所属する警察に預けられる事になり、親子の絆を取り戻した。
おしまい。
【かんそう】
動物、本作は主に犬ですが、があたかもしゃべっているような体で進むストーリー。
人間との会話が成立する訳ではありませんが、あくまでも犬達目線から人間を見ているような感じ。
チワワは犬の中でも、小さくセレブが好んで片手に抱いていたりした事から、ブームになった感じもしますが、どの犬種にもあるように根強いファンが居るんだと思います。
そんな人から見たら、かなりパラダイスな映画でしょうね。
内容は、ファミリー向けというかお子様向けに近いと思うので、どってことありませんが、それがいいんですよね～。
ストーリーもわかりやすいし、展開もシンプルだからテンポもいい。
動物ものとはいえ、ビバリーヒルズが舞台だったりするので、華やかでファッショナブルな映像もいい。
だけど、少しコンテストに命をかけるセレブをディスってる感じもあったり。
この辺は、さすが？ アメリカなので子供向けとはいえ、ブラックジョークも入ってる感じ。
何も考えずに見れますが、決して退屈する事はない、まさに娯楽。
犬は可愛いし、犬というキャラクターが沢山いるせいか、人間達はシンプルでわかりやすく、特に悪い人もいないし。
さすが、ディズニー。安心して見れますね。
とはいえ、犬好きじゃない場合は、ほとんど見る必要がない・・・とも言えますがｗ
でも、犬が言葉しゃべってる体で進むドラマってなかなかシュールで凄いと思うんですよ。
まあ、動物がしゃべる系って子供向けでは珍しくはないと思いますが。
こういうのを作る人ってよっぽどチワワが好きでチワワ愛の塊か、もしくは完全ビジネスで仕方なくやっているんだと思いますが、なんかそういう事を考えながら見ると、さらに面白いですｗ
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