2017年2月25日土曜日
バーン・アフター・リーディング
バーン・アフター・リーディング 〔DVD〕
2008年作品
監督コーエン兄弟
ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン
あらすじ:複数の人々が絡み合ってすれ違う、群像コメディ。
コーエン兄弟作品ならではの、キャラクターの濃さがさらにそのすれ違いに説得力を持たせてる。
CIAを辞めた短期な男オズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)
全身整形したいけどお金のない出会い系にはまる女、リンダ(フランシス・マクドーマンド)
筋肉バカ、チャド(ブラッド・ピット)
出会い系にはまる元財務省、現連邦保安官のハリー(ジョージ・クルーニー)
口うるさいガミガミ女でオズボーンの妻はハリーと不倫してる(ティルダ・スウィノtン)
エロ男。
キャラを並べるだけでも、わくわく?
偶然絡み合って行き、誰が一番得をするのか・・・。
かんそう:
コメディといっても、「見てみて笑わすよー」な王道系ではないので、とっつきは悪いかも。
コーエン兄弟作品ということで、わかる方には心配無用だと思いますが。
タイトルもいつも? 損してるというか、それが狙いなんだろうけど、なんか誤解しやすく感じる。
これも、CIAとかって名前が出るせいもあるけど、何かサスペンスかなと想像できるタイトルだけど、そうでもないので。
特にバーンって単語は爆発を背に主人公が飛んできそうな感じで、アクションなの? と、実は敬遠してたw
決して、アクションが嫌いな訳でもないですが、タイトルの硬さから真面目なやつ? とも思えたのでした。
でも、「バーン・アフター・リーディング」は「読んだら燃やせ」というよくあるスパイのやりとり的な言葉だったんですね。
バーンだけに引っかかってました(アホw
ただ、監督がコーエン兄弟なんだよね~と、重い腰を上げてみると、やだー早く教えてよーな面白さ。
特にブラピがどっちかっていうと脇役なんだけど、その感じもいいし、キャラもいい。
もう、どの人もキャラが立ってて、誰が誰を演じてもお得な感じ。
登場人物が誰も狙ってボケているわけでもなく真剣に生きているのに、突っ込み所満載なんですよ。
もちろんそれだからこそ周囲に迷惑かけまくりなんでしょうけどw
そして、だからこそ笑わそうとしてないのに面白い。