2017年2月6日月曜日

REDリターンズ



映画 (Movie) / REDリターンズ 〔DVD〕

2013年作品

ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、ニール・マクドノー

あらすじ:Retired Extremely Dangerous、略してRED(引退した超危険人物)である、フランクは引退生活を妻と平和に過ごそうとしていたが・・・。



1を見てませんが、面白かった!

【おはなし】

フランク(ブルース・ウィリス)は、サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と平和に暮らしたいが為に危険な仕事からは足を洗おうとしていた。
だが、親友でもあるマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)は執拗に仕事の誘いをしてくるし、何よりサラはマンネリを脱する為に刺激的な仕事に興味深々だった。

しかも、何とかして手を切ろうとするも、切りたくても切れない事態になる。
誰かがWEBに書いたナイトシェード計画に関わっていたという情報から、突然FBIに捕まってしまったのだ。
同時に政府からの追手、ゴードン(ニール・マクドノー)もフランクを狙う。
危機一髪の所をマーヴィンに助けられ、情報を書き込んだと思われる人物を探す事に。

政府は、ナイトシェードが注目されたという事を問題視。
再びゴードンにフランクの始末を命令するが、フランクは世界一の殺し屋ハン(イ・ビョンホン)を雇う。

こうして、MI6から派遣された暗殺者の古い友人ヴィクトリア(ヘレン・ミレン)等、各方面からの刺客に追われつつ、気が付けばナイトシェード計画の中心人物であるベイリー博士(アンソニー・ホプキンス)に辿り着く。

そこで、博士の護衛をした過去を想い出すが、それがどんな計画かまでは知らなかった。
死んだとされて幽閉されていた博士は、精神を病んでいるようだったが、実はそれは芝居で、この騒ぎの黒幕こそ、博士だったのだ。

博士は天才でありながら、同時に自分が開発した核爆弾を爆発させたいと願っている危険人物だった。

その願いを叶える為に、フランク達は博士に知らずに操られて核爆弾を入手し、博士を幽閉から脱出させてしまったのだった。

ヴィクトリアは実は最初から味方で、ハンもまた最初こそ殺す気マンマンでいたが、フランクとやり合う中で寝返り、協力して爆発を阻止する。

ロシアの女スパイ・カーチャ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、フランクの元カノで今でもフランクの弱味であったが、協力したり裏切ったり、でもやっぱり最後は協力して味方になっていたが、嫉妬でサラに対抗心の火をつけていた。

そんなドタバタな仲間達と協力し合い、最後には博士の乗る、プライベートジェットにこっそり核爆弾を載せて、上空で爆発させ、無事世界を救った。

おしまい。

【かんそう】

誰もが顔を見た事のあるレベルのベテラン俳優だらけなせいか、手慣れた緩さのある雰囲気が、コミカルなスパイ・アクションというストーリーにフィットしているように思いました。

ほとんどお馴染みの顔ぶれですが、唯一サラ役のメアリー=ルイーズ・パーカーは、あまり馴染みがない・・・と思ったら、ブラックリストでレッドの元奥さん役の方でした!





雰囲気が全然違うので、言われないとわからなかった!
さすが女優さん。

コミカルな雰囲気のクライム・アクションって個人的に大好きなノリなのですが、どちらかというとB級作品にありがち? な気がしますが、本作は俳優が豪華な事からも分かるように、さすがにゴージャスで、そこがまたたまらなく贅沢に思えました。

アクションで印象的だったのは、イ・ビョンホンが執拗にフランクを追うシーンで、ほとんどがタイマンですが、銃を使っても、肉体を使っても、派手で楽しかったですね~。

途中仲間になってからは、ヘレン・ミレンを助手席に乗せてのカーアクションがあるんですけど、これもまた作中の印象的なシーンになる程、格好良かったです。(ヘレン・ミレンのガン・アクションがw)

曲者のイメージがある、マルコヴィッチは、ちょっととぼけたキャラで、これもまた殺伐とした暴力シーンをコミカルに見せるのに役立っていました。

コメディの王道パターンですけど、一般人のサラがどんどん感化されて、というか本質なのか、スパイ活動に目覚めて行くのも面白かったです。

なんだかんだブルース・ウィリスの軽いコメディ・タッチの作品って、そこそこお金も掛かっていてエンタテインメント作品としては良い感じ・・・なのかもしれませんね。

コミックが原作らしく、途中にイラスト・カットが入るのも全体の雰囲気を軽くしていて印象的でした。

それにしても、驚いたのはアンソニー・ホプキンス。
ハンニバルの頃は好きで、結構出演作を見たのですが、最近はご無沙汰でしたので、結構太っているのにびっくり。

でも、このマッドな博士というキャラが、あまりにもはまっていて、やっぱり安心感はハンパないですね。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、元々大人っぽいせいか、全然歳を取らないなー、と。
制服姿も素敵でした。



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