2016年5月9日月曜日
キューティ・コップ
キューティ・コップ ブルーレイ&DVDセット
2015年作品
リース・ウィザースプーン、ソフィア・ベルガラ、ジョン・キャロル・リンチ、ロブ・カジンスキー、マシュー・デル・ネグロ
あらすじ:真面目でお堅い婦人警官クーパー(ウィザースプーン)が、麻薬王の妻ダニエラ(ベルガラ)の護衛をすることに。
正反対な2人はしょっぱなから反発し合うが・・・。
「キューティ」は間違いなく邦題ですが、いまだにキューティーって・・・。
【あらすじ】
殉職してしまった父親を持つ婦人警官のクーパー。
小さい頃から仕事中の父の側に居た為、警官になる事は自然だったが、とにかく真面目。
そのせいで、「クーパーする」という言葉が出来てしまうようなお騒がせも起こしていた。
そんな彼女に、そろそろ現場に出ないかと、麻薬王の妻の護衛の仕事が。
ある事件の証言をする事になり、必ず命を狙う者が出てくるから、護衛が必要とのことだった。
自分には荷が重すぎると主張するも、「女同士だし」と言いくるめられ引き受ける。
ところが、妻ダニエラは、ラテン系グラマー美女で、お堅いクーパーとは、対極的。
一目でお互い敬遠し合うが、家を出る前に殺し屋の襲撃に合ってしまう。
しかも、偶然かその殺し屋は二組いて、麻薬王も、仲間の刑事も殺されてしまう。
妻を連れてなんとか脱出し、応援を呼びつつ、手がかりとして見た手首のタトゥーを報告する。
そこに仲間が駆けつけるが、ほっとするもつかの間、到着時間がやけに早い事に気が付き警戒する。
そして手首を確認すると、殺し屋のタトゥーを見つけてしまった。
仲間が裏切っている事に気が付いたクーパーは妻に伝え、こっそり抜け出そうとする。
トイレに行きたいといい、バーに寄ってもらい、トイレから逃げ出す。
2人はいがみ合いながらも、殺されては困るので、目的地を目指す。
まずは着替えようと、ディスカウントストアに入るが、ニュースで、妻を人質として逃げている犯人がクーパーになっている事を知る。
二組の殺し屋? に追われながら途中偶然出会った男に助けられつつ、なんとか目的地に着く。
ところがそこには、同僚ではない本当の殺し屋? が待ち構えており、実は妻こそがその殺し屋とつながっていた、とわかる。
妻には妻の目的があって行動しているようだった。
だが、いがみ合いながらも命を助けられたという事もあって、温情でクーパーの事はそのまま放置する。
警察に戻ると、クーパーは妻には何か目的がありそうだから、危険だ、と訴えるが、上司は「同僚たちは罪に問われ、もうこの件は手を離れた」といい相手にしない。
翌日、こっそり妻が接触するであろう、カルテルのボスの娘の誕生日パーティに侵入するクーパー。
そこで上司に会ってしまい、上司こそ同僚を殺し屋として送り込んだ仲間だと知ってしまう。
制止する上司を、クーパーお得意の火あぶりで退治して、ダニエラとボスの対峙に割り込む。
実はダニエラの兄弟がこのボスに殺されていて、その復讐が目的だった。
ダニエラを実行犯にする事は防ぎ、助ける為にボスを仕留めるクーパー。
そして、ダニエラが出所する日。
迎えに行くクーパー。
すっかりダニエラに感化されたのか、この頃はルールを破る事もしているとドヤ顔。
ダニエラが大好きなスーパーハイヒールを持って行く。
なんだかんだ、友情が芽生えていたらしい。
「少し背が伸びたんじゃない?」
と言われるクーパーの足元は、スーパーハイヒールになっていた。
おしまい
【かんそう】
いわゆる女2人の逃走劇なんですけど、終始いがみ合っているので、あんまり2人とはいえバディという感じではなかったです。
だけど、そんないがみ合いの中で、裏切り切れず助けたり、と少しずつ関係が変わっていく感じは、女性同士の友情物として面白かったです。
仲良くなったと見せかけて喧嘩になるとすぐ本音丸出しになって、全然仲良くないじゃん! という裏表ありすぎな感じは女性同士ならでは、とも言えるし、日本人ならあんまり本音も言えないような気もして、そこは文化の違いにスッキリしたり。
ただのドタバタかと思いきや、ダニエラの方にちょっとしたストーリーも用意してあって、一応一連の行動には理由がある、というのも結構ちゃんとしてるんだなー、と思いました。
だからこそか、真面目なクーパーが気が合わなそうなダニエラが気になって最後まで助けようとする、というのも納得感ありますし、人気の2人が出ているだけありますね。
ただ、現地では人気者のソフィアさんも日本ではまだまだ知名度が低いんでしょうね。
モダン・ファミリーも日本版のDVDはない・・・みたいですし。
あんなに面白いのに!
キューティー・コップでリースの映画みたくなっちゃってますもんね。
どっちかというとHOTなのはソフィアで、それに乗っかってコメディ路線を復活させたリースって感じでしょうけど、やっぱりはまってると思います。2人共。
ソフィアさんは、ほとんど「モダン・ファミリー」のグロリアさんで、馴染みがあるのでいいんですけど、ご本人の心中はわかりませんw
女性2人が主役のコメディーという事ですが、結構リースががんばって下ネタにも挑戦していました。
白いおパンツを丸見えさせたり、バスに乗り込むのに勘違いグルーピーになりきったり。
またおっさんを惑わすのに、2人でレズのふりをしたり、と。
女子にはさておき、男子へのサービスも意識しているような感じでした。
でも、2人ともまあまあのお歳なんですよねw
ダニエラは年齢の事もかなりいじられててそれが自虐的で面白かったw
(報道される度に、年齢が上がっていくw)
若い女子にはOBS(おばさん)2人が何してんだって興味持ちにくいと思いますが、私のようなそこそこのオールド女子には、ぴったりでした。
むしろ、がんばってる姿に励まされますw
やっぱりリースはこういう明るいコメディタッチのドラマに出てるのが似合います。
それこそキューティーの頃は出演作をおっかけましたが、人気が出るとどうしてもシリアス大作に出がちなので、そこからどうしても離れてしまうんですよね~。
もうちょっと2人が仲の良いシーンがあったらもっと良かったなー、と思いました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿