ジョシュ・ゴードン アラフォー女子のベイビー・プラン DVD
2010年作品
ジェニファー・アニストン、ジェイソン・ベイトマン、パトリック・ウィルソン、ジュリエット・ルイス、ジェフ・ゴールドブラム
あらすじ:ローランドの親友である女友達キャシーがある日、未婚のまま人工授精を決意する。
その精子提供者探しの協力を求められるが・・・。
男女間の友情について、考えさせられます。
【あらすじ】
実はキャシーへの想いを隠しながら「親友」のポジションにいたローランド。
そのキャシーに、未婚のままの人工授精の為の精子提供者探しに協力して欲しいと言われる。
希望は、ローランドとは正反対な明るく、スポーツマンで、ユーモアがある男性。
ローランドも立候補するが、やんわりと断られる。
それどころか、心配症でネガティブな事ばかり言うローランドに対して、キャシーは友人としてどうして応援してくれないのか、と喧嘩してしまう。
そして、知らぬ間に精子提供者が決まり、パーティが開かれる。
思い切って訪ねてみると、キャシーは何事もなかったかのようにロバートを受け入れるが、ナーバスになっていた。
ロバートは複雑な想いのせいか、飲みすぎて酔っぱらってしまい、キャシーのトイレで受け取ったばかりの精子を見つけ、うっかり洗面台に流してしまう。
そして、酔っぱらったままの頭で、自分の精子を入れて誤魔化すが、すべてまるっと覚えてはいなかった。
その後、キャシーは妊娠をするが、NYを離れ故郷に帰る事に。
7年後、仕事の都合で子連れでNYに戻ってくる事になったキャシー。
6歳に成長した息子と共に再会するが、どうも息子のイメージは、精子提供者の明るいスポーツマンとは違い、心配性で口達者で、どこかロバートに似ていた。
だが、自分のしたことを覚えていないロバートはすぐに気づかなかったが、一緒に過ごす時間が多くなればなるほど、自分の子供ではないか、と思えてくる。
そこで、ずっと頼りにし続けている上司に、当時の事を改めて聞いてみると、そこで「精子を入れ替えてしまった」事を認識する。
妊娠乗っ取りをしてしまっていたのだった。
その頃、キャシーは、精子提供者にも連絡をしており、できれば子供の父親として興味を持ってもらえれば、と思っていたが、相手は、すでに離婚しており、シングルになっていた。
しかも、再会すると、子供にもぜひ会いたいと好印象で、そのまま2人はつきあうようになる。
だが、同時に留守番などで2人でいる時間が増えるロバートとキャシーの息子もDNAのなせる技か、距離を縮めて行く。
ロバートにも父親としての自覚が芽生えてくるが、すべてを告白しようと思った時には、キャシーはプロポーズを受ける寸前になっていた。
慌てて、その場で「妊娠乗っ取り」を告白するロバート。
キャシーは怒り、そのまま絶交状態となる。
そして、しばらくして、ロバートの前にキャシーが現れる。
素直に喜ぶロバートに、「息子が会いたがっている」といい、会いたいなら会わせるけど条件がある、という。
そして2人は、お互いの感情を認め合い、結婚をして3人で仲良く暮らす。
おしまい。
【かんそう】
ここ最近、サスペンス系ばかり見ていてちょっと疲れてきたので、何か軽いのが見たくて、ラブコメでレイチェル(ジェニファー)ならちょうといいかなー、と思いました。
が、意外と軽くなかった・・・。
ちょっと考えちゃうんですよね。
まず、デリケートな話題ですので、深くは書きませんが、未婚なのに「人工授精」で子共を産むという事。
この子は、写真立てを集めるのが趣味なのですが、(ロバートと同じ)そのフレームにはもともと入っていたままの写真が入ったままです。
それは、彼にはいわゆる父親(家族)が存在しない、という事の表われでした。
そこに写る、老人は、架空のおじいちゃん、そこに写る幸せそうなファミリーも名前をつけて、物語をつけていました。
母親がちょっと可哀想な気にもなりますが、まるで「入れる写真がない」と言わんばかりでした。
その証拠に、最後ロバートが家族になてから、初めて、リアルな写真を入れていました。
なかなか、考えてしまう設定だと思いました。
もう一つは、男女間の友情、です。
やっぱり見ていると、「男女間に友情は成り立たないんだなー」と思えました。
なので、もしも「男女間の友情はあります!」派の人が見たら、面白くないでしょうねw
あっさり、やっぱりずっと好きだったんじゃん、ですから。
実は、最初は、「人工授精用の精子を入れ替える」なんてきもっ!
ってすごい、引いていたんです。
いくら実は好きだからって、て。
でも、よくよく見ていて、「アクシデントでごまかしたのは酔っていて覚えていない」というのなら、まあ仕方ないか、と思いました。
でも・・・。
あんなに、酔っぱらいつつも行動していて、覚えていないってあるんでしょうかね。
映画としては、結果オーライで、結局結婚しても良いと思える相手の子供を産んでいたのですから、誰も損はしていないのですが、逆にどうせ結婚するなら、人工授精しなくても良かったのに、ともなりますよね。
子供にとっては、ちゃんとれっきとした父親が現れて良かった良かった、にはなるんですが、空白の6年間を想うと、それはそれで可哀想だったり・・・。
ラブコメというほど、笑う要素もないし、またこのロバートが、まあ正直、キャシーが精子提供をお断りするのが分かるほど、ちょっと性格に難もある。
ザ・フライ上司に頼りすぎて、酔っぱらって精子を入れ替えた夜も明け方に押しかけていましたし、そういうのがしょっちゅう。
むしろ、フライ上司が文句言いながらもしょーもない悩み相談などを受けてあげてるのが人が好すぎで好印象でした。
キャシーの女友達のジュリエット・ルイスはもうすっかりこういう、味のある脇役に落ち着いちゃいましたねー。
彼女の自由な女友達というありがちなキャラは、良かったです。
独自のダンスをしているシーンはちょっと笑いました。
もともと好きだったんで、レイチェルと並んでいると、ジュリエットもずっとうまくやってたら、同じポジションになっていたかもしれないのに・・・、とちょっと思ってしまいましたが、今は今でいいのかなーと思いました。
長く活躍して欲しいです。
子供は、可愛かったです。
ロバートに似て心配性で、そこが可哀想でしたけど。
その精子提供者探しの協力を求められるが・・・。
男女間の友情について、考えさせられます。
【あらすじ】
実はキャシーへの想いを隠しながら「親友」のポジションにいたローランド。
そのキャシーに、未婚のままの人工授精の為の精子提供者探しに協力して欲しいと言われる。
希望は、ローランドとは正反対な明るく、スポーツマンで、ユーモアがある男性。
ローランドも立候補するが、やんわりと断られる。
それどころか、心配症でネガティブな事ばかり言うローランドに対して、キャシーは友人としてどうして応援してくれないのか、と喧嘩してしまう。
そして、知らぬ間に精子提供者が決まり、パーティが開かれる。
思い切って訪ねてみると、キャシーは何事もなかったかのようにロバートを受け入れるが、ナーバスになっていた。
ロバートは複雑な想いのせいか、飲みすぎて酔っぱらってしまい、キャシーのトイレで受け取ったばかりの精子を見つけ、うっかり洗面台に流してしまう。
そして、酔っぱらったままの頭で、自分の精子を入れて誤魔化すが、すべてまるっと覚えてはいなかった。
その後、キャシーは妊娠をするが、NYを離れ故郷に帰る事に。
7年後、仕事の都合で子連れでNYに戻ってくる事になったキャシー。
6歳に成長した息子と共に再会するが、どうも息子のイメージは、精子提供者の明るいスポーツマンとは違い、心配性で口達者で、どこかロバートに似ていた。
だが、自分のしたことを覚えていないロバートはすぐに気づかなかったが、一緒に過ごす時間が多くなればなるほど、自分の子供ではないか、と思えてくる。
そこで、ずっと頼りにし続けている上司に、当時の事を改めて聞いてみると、そこで「精子を入れ替えてしまった」事を認識する。
妊娠乗っ取りをしてしまっていたのだった。
その頃、キャシーは、精子提供者にも連絡をしており、できれば子供の父親として興味を持ってもらえれば、と思っていたが、相手は、すでに離婚しており、シングルになっていた。
しかも、再会すると、子供にもぜひ会いたいと好印象で、そのまま2人はつきあうようになる。
だが、同時に留守番などで2人でいる時間が増えるロバートとキャシーの息子もDNAのなせる技か、距離を縮めて行く。
ロバートにも父親としての自覚が芽生えてくるが、すべてを告白しようと思った時には、キャシーはプロポーズを受ける寸前になっていた。
慌てて、その場で「妊娠乗っ取り」を告白するロバート。
キャシーは怒り、そのまま絶交状態となる。
そして、しばらくして、ロバートの前にキャシーが現れる。
素直に喜ぶロバートに、「息子が会いたがっている」といい、会いたいなら会わせるけど条件がある、という。
そして2人は、お互いの感情を認め合い、結婚をして3人で仲良く暮らす。
おしまい。
【かんそう】
ここ最近、サスペンス系ばかり見ていてちょっと疲れてきたので、何か軽いのが見たくて、ラブコメでレイチェル(ジェニファー)ならちょうといいかなー、と思いました。
が、意外と軽くなかった・・・。
ちょっと考えちゃうんですよね。
まず、デリケートな話題ですので、深くは書きませんが、未婚なのに「人工授精」で子共を産むという事。
この子は、写真立てを集めるのが趣味なのですが、(ロバートと同じ)そのフレームにはもともと入っていたままの写真が入ったままです。
それは、彼にはいわゆる父親(家族)が存在しない、という事の表われでした。
そこに写る、老人は、架空のおじいちゃん、そこに写る幸せそうなファミリーも名前をつけて、物語をつけていました。
母親がちょっと可哀想な気にもなりますが、まるで「入れる写真がない」と言わんばかりでした。
その証拠に、最後ロバートが家族になてから、初めて、リアルな写真を入れていました。
なかなか、考えてしまう設定だと思いました。
もう一つは、男女間の友情、です。
やっぱり見ていると、「男女間に友情は成り立たないんだなー」と思えました。
なので、もしも「男女間の友情はあります!」派の人が見たら、面白くないでしょうねw
あっさり、やっぱりずっと好きだったんじゃん、ですから。
実は、最初は、「人工授精用の精子を入れ替える」なんてきもっ!
ってすごい、引いていたんです。
いくら実は好きだからって、て。
でも、よくよく見ていて、「アクシデントでごまかしたのは酔っていて覚えていない」というのなら、まあ仕方ないか、と思いました。
でも・・・。
あんなに、酔っぱらいつつも行動していて、覚えていないってあるんでしょうかね。
映画としては、結果オーライで、結局結婚しても良いと思える相手の子供を産んでいたのですから、誰も損はしていないのですが、逆にどうせ結婚するなら、人工授精しなくても良かったのに、ともなりますよね。
子供にとっては、ちゃんとれっきとした父親が現れて良かった良かった、にはなるんですが、空白の6年間を想うと、それはそれで可哀想だったり・・・。
ラブコメというほど、笑う要素もないし、またこのロバートが、まあ正直、キャシーが精子提供をお断りするのが分かるほど、ちょっと性格に難もある。
ザ・フライ上司に頼りすぎて、酔っぱらって精子を入れ替えた夜も明け方に押しかけていましたし、そういうのがしょっちゅう。
むしろ、フライ上司が文句言いながらもしょーもない悩み相談などを受けてあげてるのが人が好すぎで好印象でした。
キャシーの女友達のジュリエット・ルイスはもうすっかりこういう、味のある脇役に落ち着いちゃいましたねー。
彼女の自由な女友達というありがちなキャラは、良かったです。
独自のダンスをしているシーンはちょっと笑いました。
もともと好きだったんで、レイチェルと並んでいると、ジュリエットもずっとうまくやってたら、同じポジションになっていたかもしれないのに・・・、とちょっと思ってしまいましたが、今は今でいいのかなーと思いました。
長く活躍して欲しいです。
子供は、可愛かったです。
ロバートに似て心配性で、そこが可哀想でしたけど。
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