2016年1月25日月曜日

ライブフレッシュ


1997年作品
監督ペドロ・アルモドバル
アルベルト・イグレシアス、リベルト・ラバル、ハヴィエル・バルデム、フランチェスカ・ネリ、アンヘラ・モリーナ、ペネロペ・クルス

あらすじ:バスの中で生まれた1人の子供が成長し、出会い、絡み合う人との愛情群像劇。




ペネロペが初登場したペドロ作品です。

これも大分前に見たのですが、今現在は簡単に見ることができないようですね・・・。
VHSからDVD時代になる過程で、結構な作品がおいてけぼりになるなんて、ちょっとびっくり。

なので、あまり詳細は覚えていないのですが、とにかくペネロペがバスの中で出産してしまう娼婦という、ペドロならではの役どころで、その後ほとんど出番なしだったのが、ペネロペ・ファンでもあったので、がっかりしたのを覚えています。

他の出演者は、まだ未熟だった自分には大人すぎて、(濃いともいうw)余計に期待と違う、と思ったのかもしれません。

なので、今でこそ見直したい作品なんですけどね。

改めて思うと、ペドロは妊婦、出産、しかも、片親の、というのが好きですよね。

やっぱ処女懐胎とか身近なんでしょうかね。

そもそも、娼婦というのも、日本で普通に小学校行って、商店街で買い物して、みたいな生活をしていると、まず縁がないので、ざっくり言うとファンタジーになってしまうんですけどね。

ペドロにとっては、身近だったのでしょうかね。
もしくは、ペドロにとってもファンタジーだったのか。

ともかく、ペドロ的な愛の絡み合うプチ群像ドラマだったと思います。

他の作品よりも、あまり記憶が薄いのは、面白くなかったからではなくて、まだ理解が出来なかったからかな~とは思うのですが・・・。

それにしても、ブレないですね。

そして、80年代と90年代、コンスタンスに作品を出し続けていたというのもすごいですね。

そういう意味では、90年代終わりのこの作品は、いろんなテーマをどんどん出し尽くして、少し落ち着いた頃なのかなーと思えますね。

だから、ある意味記憶には強烈に残るものはないけど、その分落ち着いた大人のドラマになっているのかも?


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