2016年1月4日月曜日

ハモン・ハモン


1992年作品
ペネロペ・クルス(デビュー作)、ハビエル・バルデム他

あらすじ:スペインの男女6人のプチ群像的恋愛模様。
スペイン流ラブコメ? ヒートアップすると・・・。




ペネロペの映画も、タイトルと雰囲気が被るものが多いので、整理していこうと思います。

こちらは、デビュー作なのですが、結婚後に有名になったんじゃないでしょうか。
未来の旦那様と共演している作品ですからね。

私は、結婚前に見ていたのですが、正直当時は、バルデムの濃さに慣れませんでしたw
むしろ、結婚前に噂になった頃、歳をとってカッコ良いなーと素直に思えるようになりました。
トム・クルーズと噂になっていた事を考えると、すごく良い所に落ち着いたと思います。

あと、やっぱり同郷の方が付き合いやすいのかなーとも、思いました。

まあ、スペインに限らず生活環境は大事なので、おおむねそうですけど、そういった庶民的感覚が感じられるのも、このカップルの良いところですし、この映画を見てると、スペインならではの感覚っていうのが確かに感じられます。
そして、それはアメリカ映画のように身近に理解できるものではなくて、かなり異国感があるのですが、それがそもそも楽しかったりします。

私は、イタリアとスペインの違いというのがほとんどわからなくて、いつもごっちゃになってしまうのですが、どちらもなんか惹かれるものがあります。

色使いとか食べ物とか、日本とかけ離れた感覚と思える部分と、意外と共通しているような部分が、それぞれ主張していて、魅力的に感じるんです。
実際に行ったことがあるのは、ローマだけなんですけど><

そもそもペネロペの美しさが、異国異国してなくて、日本人に馴染みやすい、ですよね。
その上、ワールドワイドで認められる美しさというのが、まれ、なんだろうなーと思います。
日本人好きするようなタイプって、世界基準だと「可愛い=子供っぽい」括りになったりするようで。ミランダ・カーとか。
まあ、十分活躍してるんで、困ってはないでしょうけど。

ともかく、ペネロペは新人でこの作品に出ていますが、デビュー作としては大役だと思います。
さすが、ペネロペ?!

ただ、ペネロペといえばペドロ・アルモドバル、ペドロ・アルモドバルといえばペネロペと刷り込まれているので、デビューにペドロがかかわっていない、というのはちょっと驚きでした。

てっきり、バンデラスとペネロペはペドロが見出したと思っていたので。

でも、よくよく調べてみると、このハモン・ハモンのスタッフ(「アタメ」「マタドール」)が、ペドロにつながるんですね。



ちなみに、ペネロペの初ペドロ作品のライブフレッシュは1997年でした。



(旦那様も出ていました)

意外と、ハモンハモンでのデビューからすると、時間経ってますね・・・。

と、改めて調べてみるとペドロとペネロペの関係を妄想すぎているのかもしれませんw

あと、スペインの何かなのか、ペネロペがそうさせるのか、妊婦や出産という設定も目立つような気がします。(特に若い頃)

まあ、いろんな意味で、ペネロペの作品としても、スペイン映画に触れるとしても、本作が良い窓口になってくれるような気がします。

割と、すぐ殺したり、浮気したり、してるような気がしますw


正直、大分昔に見たので、はっきり覚えているわけじゃないですけど、下着メーカーという設定が「らしいな」と思った事とペネロペの可愛さは、印象に残っています。

あと、「ペネロペ・プロモだろう」と思って見たら意外と面白かった、というのも。

そうそう、この手のラブストーリーで人が死んでも、それは犯人捜しのサスペンスとかミステリではなくて、あくまでラブストーリーなんですよね。

それがスペインっぽいといってよいのかどうかはわかりませんが、そのノリって、確かにあるような気がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...