2016年1月8日金曜日

ウエルカム! ヘブン


2001年作品
ペネロペ・クルス、ガエル・ガルシア・ベルナル、ビクトリア・アブリル、デミアン・ビチル、ファニー・アルダン


あらすじ:天国と地獄、天使?と悪魔?を擬人化したモダン・ファンタジー・コメディ。
1人の男の魂を取り合う、女性二人のライバルのような友情のような・・・。




スペイン・フランス・イタリア合作ということで、見慣れたアメリカのコメディとはまた違った味わいがありました。

ペネロペにガエルという、好きな俳優が2人も出ている上に、天使や悪魔の現代擬人化? というファンタジーが好きなので、飛びつきましたが、内容はどっちかというと女性二人の友情メインみたいな感じで、少し期待していたものとは違いました。

当時はもちろん知りませんでしたが、レズビアン映画という位置づけにもなっているみたいですね。
でも、それを意識したり、詳しくないと見ていて別にそんな風に深読みする事はありませんでした。

言われてみれば、たしかにメンズのバディ物というのは珍しくはないですが、女子のはちょっと珍しいかもしれません。

ただ、天使と地獄の使者という設定と言う、はなからヒネリがあるので、何か気に止めるような要素では決してないですね。

あと、想像よりもガエルの出番が少なかったなーという、個人的な不満はありますw

私は、なんかコンスタンティンとかバンデッドQとか、




天国や地獄をスーツ着てる現代ファッションで表現するのが好きなんですけど、
(多分、バンデッドQを見た時の刷り込みです)
この作品はさらに文化をそれぞれに分けていて、そこで何かを表現しようと凝っていました。


言い換えると、それに気づかないと面白味が薄れるので、言語や文化的に馴染みがない事で、面白さを理解できずに終わっているんだろうな、と思います。

でも、外国作品って何を扱っていようが、隅から隅まで100%理解できてるかといえば、多分、無理でしょうからね。
日本語だって、どうだかw

なので、まあ見た人が面白いと思えば面白いんだし、つまらなかったらつまらないのが事実なのですが、そういう意味では、このテーマだったら、もうちょっとアメリカンな方がわかりやすかったかもーとは思いました。

でも、ペネロペの魅力を味わうには、コメディですし、ファンタジーという緩さもあるので、十分です。

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