2016年1月6日水曜日

ウーマン・オン・トップ


2000年作品
ペネロペ・クルス、ムリロ・ベニチオ、ハロルド・ペリノーJr.

あらすじ:ラブラブだった旦那に浮気されて、ブラジルから幼馴染のオカマを頼りにサンフランシスコへ。それでも忘れられないので、海の女神に「二度と彼を愛さないよう」まじないをかける。
ところが、元旦那がアメリカまで追いかけてきて・・・。




この映画は、タイトルと中身のイメージの違いに、結構驚きました。

でも隠れた名作である事は間違いないです。
むしろ、ペネロペでこのノリ、というのが超ツボでした。

思えば、ペネロペってそこまでしなくても、みたいな役が多い気がするのですが、この映画もなかなかのB級なんですよね。
まあ、本作がアメリカ映画デビューらしいので、なりふりかまっていなかったんでしょうかね?
もう少し選べたような気もしますが・・・。

でも、そんなペネロペだからこそ、好きなんだろうな。

完全なラブコメで、ファンタジー要素もあります。

「海の女神」におまじないってなんじゃそれ、なんですけど、そういう事を真面目に信じているという事が、すでにキャラクターですし、実際、その効果がある世界です。

話しの展開もマンガちっくで、アメリカでペネロペはセクシー料理家となり、TV番組を持つほど。
そこにストーカーのように彼女を追いかけてきた元旦那は、歌がうまい事からその料理番組に出る事になったり。

番組プロデューサーとはもちろん三角関係、というドタバタっぷり。

あまりのマンガのりに、ダメな人もいるとは思いますが、私は大好物。

しかも、その主演はペネロペですからね。今となってはゴージャスなB級ですよ。

出だしは、「彼の浮気」というちょっと可哀想なスタートでしたが、それ以外はコメディの楽しさ満載で、見ててネガティブな要素はなく、最後もハッピーエンドで安心して見れました。

これはまた見たいな。






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