2016年4月5日火曜日

わらの犬


わらの犬/ジェームズ・マースデン[DVD]【返品種別A】

2011年作品

リメイク

ジェームズ・マースデン、ケイト・ボスワース、アレクサンダー・スカルスガルド、ドミニク・パーセル、ラズ・アロンソ、ウィラ・ホランド、ジェームズ・ウッズ

あらすじ:新婚夫婦は、ライターである夫の仕事に静かな所が良いと、妻の故郷の田舎町に引っ越す事に。
そこは、妻の元彼など馴染みが多かったが、閉鎖的で決して歓迎されていないようで・・・。




劇場公開していないというのが、大納得。

ともかくダメなニュアンスで「へん」。
私には退屈でした。

【おはなし、というほど内容がないですが】

都会の人が田舎に引っ越して、馴染めないという、ありがちなパターン。
だけど、あくまでもそれは夫だけで、妻にとっては故郷で顔なじみも多い。

なのに何故か、元彼ですら彼女をレイプし、他の男と回すような悪党だったりと、何かとバイオレンスな住民達。

そして夫も目をつけられ、何かにつけてはいちゃもんを言われ、しまいにはこじれて家が襲撃にあう。

都会でライターという一見、バイオレンスとは無縁に見えたが、そんな住民に触発されたのか、暴力には暴力で立ち向かう。

そして、気が付けば全滅させていた・・・。

【気になるほどでもないですが・・・】

見ながら、1つも共感や興味、驚きなどのフックとなる感情を動かされなかったので、ともかく2度見ないようにする為に、記録をしておかねば、と思いました。

バイオレンスを美化? したいのなら、もうちょっとカッコいいやり方があると思うので、そうではないんだろう、と思います。

では、何の目的があるんだろう、と思うと、リメイク、という事ですから、原作が素晴らしいのかもしれませんね。

でも、少なくとも本作を見てから原作を見てみようという気にはなれなかったです。


妻は都会に出て行った、出戻りですから、元はひどくなかったのかもしれません。
でも、戻ってすぐに「ひどさ」には気づくんですけど、驚きもない、とすると元からそんな村だった、と思えます。

なのに、わざと元彼軍団を挑発したりして、挙句レイプされる、という、まず妻が不可解。

レイプ自体には同情したいところですが、その前の行動や、元彼に家に自由に出入りする仕事を頼むという行為も、どうか、と思いますし・・・。

そもそも、何でここを夫が静かに執筆できる地として選んだのか?

というセンスがナゾ。

ただ、この妻の行動を見ているとどこに行ってもこの人は問題を起こしそうだな。。。とも思えてしまうのですよね。

そして、旦那はどちらかというと知性担当、みたいなタイプなので、アメフト万歳な、この村に馴染めるかどうか、って考えればわかるような・・・。

と、なんだかアメフトが野蛮な人が好むスポーツみたいになってしまうのは、不本意なのですが、元アメフトの花形みたいな人が、故郷でくすぶって暴れているって感じなので、本当に不愉快。(でも、アメリカ映画ではありがち、かも)

まあ、そんな夫が暴力に暴力で応えて、そして勝つ、というのが、肝なのかもしれませんが、良かったね、と素直に思えないし、かといって、「もっとこうだったら」「こういうメッセージがあるのかな」という想像力を刺激されるものもないので、よくわからないけど、別にいいや、という感じでした。

改めて考えると、いろんな意味で不快度が高いかも。

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