2016年4月8日金曜日

俺たちダンクシューター


俺たちダンクシューター/ウィル・フェレル[DVD]

2008年作品

ウィル・フェレル、ウディ・ハレルソン、アンドレ・ベンジャミン、モーラ・ティアニー

あらすじ:70年代アメリカ。北米リーグのNBAに対抗して作られていたABAに所属する架空のバスケットボールチーム、トロピックス。
そのオーナーは過去に一発屋でヒット曲のある元歌手ジャッキー(フェレル)だった。監督と選手も兼任するというワンマンチーム。
時が立つにつれ、ジャッキーの目立ちたいだけで試合そっちのけのパフォーマンスは人気が薄れ、動員は減り、成績も上がるわけがなく。
そんな中、ABA自体が経営難となり、NBAに吸収される事になるが、それは上位4位までのチームだけで、他は解散を余儀なくされる。

もちろん、万年ビリのトロピックスは解散枠だと思われていたが・・・。




俺たちシリーズって邦題で勝手につけているだけだとは思いますが、何気にたくさんあるので、どれを見たかわからなくなりますね。

こちらはアマゾン・プライム・ビデオにあったので、見てみました。


【おはなし】

一発屋で儲けた金で、バスケットボール・チームを手に入れたジャッキー。
オーナー兼、監督兼選手、というやりたい放題で、人気がある時は良かったが、時間と共に、観客はいなくなっていく。
さらに試合内容よりもパフォーマンスばかりに力を入れるので、成績も良いわけがない。

所属する団体ABA自体がNBAに吸収される事になり、トロピックスはまっさきに解散対象に。

だが、せめて結果で選ぶべきだ、と上位4チームに入ったら残れる、となるとやる気を出す。

別チームにいたライバル選手エドを洗濯機と引き換えに手に入れるが、試合に勝つという姿勢は本物で、やる気のないメンバーに活をいれ、馴染めなかった事からも、呆れて離脱する。
ジャッキー以外の選手は、バスケの道をあきらめたくない、とジャッキーを説得するから、とエドこそ監督になってくれ、と頭を下げる。

皆の想いにジャッキーも心を入れ替え、真面目に練習をして、見違えるような試合運びが出来るように。

そして5位になり、4位が現実になる可能性が出るが、上層部からは、それでも残すに値しない小物だ、とつきつけられる。

選手をトレードに出すなどくじけそうになるが、それでもあきらめずに、さらに団結し派手に勝利を得て、メガボウルでアピールする事を狙う。

大差で負ける試合途中、気を失ったジャッキーは天国のママに「アリウープ」という技を教えられる。

宙に浮くようなプレイでどんどん巻き返し、見事4位に。

ジャッキーは、NBAでもその手腕を、と言われておしまい。

【かんそう】

俺たちシリーズ・・・というと、そんなもの実はないのですけど、ニュアンスとしてw

だいたい同じパターンで、今回もそのパターンに忠実でした。


お調子者が調子こいてる



挫折、危機



ちょっとシリアス入って、心を入れ替えたり、団結したりする。



無事、乗り越えてハッピーエンド

本作はバスケがテーマという事で、スポーツやバスケ好きならより見ごたえがあるの・・・かな?

私は特に好きなわけではないので、試合絡みなどは笑える所で笑えない、という事があったかもしれません。

でもまあ全編ふさげているから、バスケを知らなくても全然問題ないように思いました。

ただ、最後のここぞ、というところでのフリースローが「おばあちゃん投げ」とかは、誰でもわかると思いますw

ところどころ、面白い所はありました。

特に意味不明で笑ってしまったのは、特訓を始めた際に、スパルタで吐くまでやる! となるのですが、他の選手がゲーゲー吐いている中、ジャッキーだけはヘロヘロなのに吐かない。
実は子供の頃から吐かない事でTVの取材まで来たという、「吐いた事がない」のでした。
ここのシーンが、本当にどーでもいいんだけど結構長くて、最終的にはすきっ腹を殴ってまで吐かせるという、完全に目的が変わっていますw

それと、仲間とカード遊びをしている時に、下ネタしたり、からかい合ったりで、ほのぼのしてるのに、急にキレた仲間の一人が銃を出してロシアン・ルーレットになるんですが、実は空砲だよーん、といいつつ、1発発砲しちゃって、皆自分の身体を確かめて
「誰も当たってないな」
とほっとすると、ギブスをしてる腕に当たっていて、「あ、俺だった、テヘ」っていうノリ。

銃が出てくるのはアメリカならではですし、あるあるですけど、面白かったです。

ただ、個人的にはフェレル・ファンではないので、俺たちシリーズもベン・スティーラーとかと世代交代したんだなーと今更ながらに気づきました。

こうしてプライムやTVなどで見れるなら見る、という感じですね。

そうそう、この作品の変人ってファレル1人だけなんですよね。
後は、意外と普通の人だったり、変わっていてもMOB程度の存在なので、それが物足りなかったのかも。


0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...