2016年2月6日土曜日

レインボウ(ケン・ラッセル)




1989年作品
監督ケン・ラッセル
原作D.H.ロレンス
サミ・デイヴィス、ポール・マクガン、グレンダ・ジャクソン、アマンダ・ドノホー

あらすじ:イギリス、ビクトリア時代。当時を生きる1人の女性を描いた成長ドラマ。




ファンタスティック三部作で盛り上がった直後の作品として、これを見た当時は、かなり「クエスチョン」でした。

もちろん、今でもよくわかりません。

とにかく、ケン・ラッセル感は、ありません。

ひょっとして見直したら、直接的な映像になくても、どこかに「らしさ」が発見できるのかもしれませんが。

何せ、退屈なイメージが強いので、見直したいとも思えないです。

特に、キャストが、「白蛇チーム」だったりするのも、ぬか喜び感が強かったですね。

これが、ファンタスティック三部作から大分たって、後期の作品であったら、「まあ、こういう事もあるよね」と、よくあるパターンとして流せたと思うんですけど、あのある種のピークの直後ですから、正直がっかりしましたねー。


ただ、今全作揃ったところで引いてみると、もうこの作品はほぼ後期の作品、といっても良い程、制作ペースがゆっくりになっていっていたんですよね。

なので、どんな大物も一度は通る「まっとうな道」だったのかもしれません。

でも、決して一緒に成長しない、おこちゃまいんどなファンとしては、それはいらない、んですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...