2016年3月18日金曜日

マンマ・ミーア!



映画 (Movie) / マンマ・ミーア! 〔DVD〕

2008年作品

メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ジュリー・ウォルターズ、ステラン・スカルスガルド、ドミニク・クーパー、クリスティーン・バランスキー

あらすじ:父親を知らずに育った娘が、いよいよ結婚する事に。
娘は、母親の日記を盗み読みして、知った3人の父親候補をその結婚式にこっそり招待していた。
結婚式のエスコートを実の父親にして欲しいという想いで。

だが、何も知らない母親は二度と会いたくない3人の男が突然娘の結婚式直前に、自分のホテルを訪ねてきたものだから動揺してしまい・・・。




あまりにも有名すぎる映画ですが、実はアマンダ・セイフライドが出ているという事に気づいていなかったんです・・・。

なので、最近TVでやっていたのでアマンダちゃんを意識して見直しました。

見てすぐにわかったのは、確かにこの作品のアマンダちゃんは、すごくナチュラル系で私が好きなアマンダちゃんのイメージとはちょっと違うんですね。

確かに、個人的には印象に残らないはずだなーと思いました。

アメリカのばかっぽいミュージカル、特によくわからない作法のようなものがなんか好きで、曲調とか群舞とか。

だけど本作は、ABBAというどこかで聞いたことあるな、と馴染みのある有名な曲で構成している作品にもかかわらず、舞台がギリシャ、エーゲ海の島という自然の美しさにフォーカスされている事によって、私が期待するミュージカルの「ばかっぽさ」があまり感じられないんですよね。

そんなディスコ的なABBAの曲と、美しい島の風景のミスマッチが狙いどころなのかもしれませんが、ちょっとさわやかすぎているような気がしました。

お話しも、母と娘の家族愛、同性ならではの友情めいた感情、この二人を取り巻く、女友達、父親候補の存在、そして娘の選んだ結婚相手の男の子などなど、どこを切っても悪者はいなくて、皆気の良い人ばかりで、なんの曇りもない。

映画の青空同様、綺麗なのです。

で、それが万人に受ける理由だと思うので、良いのですが、アマンダちゃんにしても、ミュージカルというテーマにしても、私が求めるものとはちょっと違っていた、んですね。

決して、つまらないわけではないですよ。
ただ、ちょっと毒っ気があまりにもなさすぎるので、物足りないだけです。

普通に面白いです。

あくまでミュージカルのわいわいした楽しさを味わう作品なので、父親探し云々のストーリー的なものは、あってないようなものですが、それも気になりません。

それにしても、アマンダちゃんの女優としての才能は凄いんだなーと改めて思いました。

演技の幅というのか、キャラクターの幅があるんですね。

若いという事もあってか、本当にさわやかな良い子のキャラクターがぴったりでした。

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