2016年3月4日金曜日
デビルクエスト
デビルクエスト 【DVD】
2011年作品
ニコラス・ケイジ、ロン・パールマン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、クレア・フォイ、スティーヴン・グレアム、ウルリク・トムセン、ロバート・シーハン、クリストファー・リー
あらすじ:14世紀ヨーロッパ。十字軍の脱走兵となっていた二人の兵士が、その実力から「魔女を修道院まで護送する」役目を強いられる。
本当に魔女なのか、無事たどり着くのか。
TVで見ました。
この手のタイトルは、ありがちなので、絶対に後から「見たのか見てないのか」「どんなんだっけ?」とわからなくなるので、メモ。
まず、ニコラス・ケイジってなんかファンタジーな顔してないのに、ファンタジー作品多い気がする。
本作も、長髪にしてるけどなんか・・・笑ってしまう。
文化の違いでよくわかりませんが、この手のファンタジーって子供向け、というわけでもないのかな?
ある種の定番というか、様式美というか、同じようなのが変わらずに作り続けられているような・・・。
と感じる程、特にこの作品ならではの特徴とかヒネリとか、そういうのはわかりませんでした。
ただ、魔女や悪魔がいると信じられていた時代に、魔女に憑りつかれた少女を最後まで「器は人間」だから助けたいと、護送する兵士たち。
魔女だと思ったら、実は更に上級な「悪魔」つきで、護送そのものが、悪魔の目的だった。
そして、少女は悪魔に憑りつかれていただけで、最後、ちゃんと人間に戻る。
ただ、悪魔を退治する際に、二人の兵士(ニコラス・ケイジ含む)は命を落としてしまう。
少女は、憑りつかれている間の記憶がほとんどないけど、残った若い兵士の男の子に、すべてを聞き、彼らの活躍をいつまでも語り告ぐと、誓う・・・。
って、本当に何もヒネリがなくて、これが2011年というそこそこ最近に作られているのがちょっと驚きなくらい。
オープニングのコスプレ加減も最初は、過去のシーンでここから現代になるのかな、なんて思っていたのですが、最後までしっかりコスプレでした。
その中で、悪魔がCGで登場するのですが、やっぱり味がないのが残念。
あと、セットとかコスプレとか、戦いのシーンとか、かなりリアルに再現していたのに、悪魔が急にCGで出てくることで、これまでの努力が急に安っぽく感じられるのも、他人事ながら心配。
ぶっちゃけターゲットがわからないのですが、ちょっといいな、と思ったのは、二人の手練れ兵士の関係。
最初は二人で「この戦い終わったらどっちがおごる?」「俺300(人)、お前300(人)、おごりはお前だ」「じゃあ俺600(人)」みたいな会話をしています。
これだけで二人の実力と信頼関係、自信を知るのですが、それから少しして、ニコラス・ケイジが、終わりのない戦いと、無抵抗の女子供まで殺していることに、ふと疑問を抱きます。
その時も、何の抵抗もなく同調して、「潮時だ」といって二人で脱走兵になるのです。
それからずっと二人で旅を共にしている。
王道のバディ関係ですけど、それが良かったです。
特に、殺伐としている世界観なので、ほっとできるやりとりでした。
「この旅が終わったらおれの故郷にこいよ」みたいな、旅だけではなくずっと一緒にいようぜ、みたいな話までしていたのに、最後、修道院での悪魔との対決で、あっさり親友兵士がやられてしまった時は、ちょっとびっくりしました。
ここまでがんばったのに、最後に死なせるなんて、ひどい!
と思ったら、最後の最後、ニコラス・ケイジまで死ぬのは、もっと驚きました。
こういうパターンっていうのも、「誰がターゲットなんだ」ってわからなくなった原因ですね。
主人公あっさり死す。
この死んで終わるパターンは、よくわかりません。でも少なくはないんだから、ウケるのかな。。。?
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