2016年3月24日木曜日

ザ・シューター


ザ・シューター 大統領暗殺 【DVD】

2013年作品
レイ・リオッタ、ドミニク・パーセル、マイケル・パレ、

「三人の狙撃者」リメイク


【送料100円込】DVD/洋画/三人の狙撃者

あらすじ:ある田舎町に大統領が休暇で滞在する事になる。
その準備でシークレット・サービスが町をチェックするが、その見晴しの良さからある一軒の家を警備の拠点にしたい、と言われる。

その家に住んでいたのは、夫を戦争で亡くし、父親と息子の3人で暮らしていた主婦。
その亡き夫とは戦友で、その家族を自分の家族のように助けていたのが、戦争から戻って飲んだくれてばかりいた警官(レイ・リオッタ)だった。

大統領という名前に浮かれながらも、家を貸してみるとどこか雰囲気がおかしい。
挙句、本物のシークレット・サービスが点検に現れて、家にいる者達が偽物だと判明する。

それは、この家を利用して大統領の射殺をもくろむ一味だったのだ。

果たして大統領は守れるのか、家族の身は!?




もうレイ・リオッタの名前だけで、B級に違いない、と思ったので、それ程の衝撃はなかったのですが、ともかく地味で、退屈でした。

まず、レイ・リオッタが大分おじいちゃんになっているのにびっくりしました。

ただ、飲んだくれてダメな感じの役にははまっていました。

リメイクという事ですが、元の作品は面白いんじゃないのかな、とは思います。

だって、話そのものは、なんだか面白そうですから。

だけど、何でなのかわかりませんが、実際見てみると退屈なんですよね・・・。

大統領暗殺という派手な事件のイメージから、実際はある一軒家でその時が来るのを待ってるだけ、の景色に代わり映えがないからでしょうかね。

大統領を暗殺する、という組織(こちらも元軍人)の割に、ツメが甘い感じがしたのも、B級というか、緊張感がない要因かもしれませんね。

見晴しの良い家が選ばれるというのは、面白いのですが、最初こそ、本物のシークレット・サービスだと思わせないといけないから、もちろん脅すことなどできませんが、途中で、本物が現れ「あ、これ違うんだ」と判明した後は、それこそ、無差別テロじゃないから無駄に殺しはしない、とは言っても、しばっておくくらいはしないのかな、と思うんですよ。

一応、鉄格子のある地下室? におじいさん、母親、11歳の息子と入れておいて、その部屋に何があるかは、その家族が一番知っているだろうに、そこで自由にさせておくもんだから、こっそり窓を割って、「大統領が殺されるわよー」って叫んだりするんじゃないですか。

で、わたわたしているうちに、心臓の悪いお父さん(おじいさん)を死なせてしまったりして、自分達で、余計な問題を起こしているんですよね。

それなのに真顔で、「こんなこと計画にないぞ」みたいな感じになるもんだから、むしろコメディなのか? と思うくらい。

その町は小さな田舎町のようで、11歳の息子は、オオカミ少年みたいな扱いになっていて、せっかく抜け出して助けを呼んでも「そんなうそばっかりついて」と相手にしないのとかも、ハラハラするとかではなくて、そんなとってつけたような伏線か・・・、みたいな。

更によくわからないのは、結局警官まで捕まってしまうのですが、その際に同じ元軍人という事で何か狙いがあったのかもしれませんが、レイ・リオッタが犯人たちにちょっと歩みよったような会話を始めるのですが、そこからまんまと犯人側に操られて、何故か「実は未亡人の旦那を殺したのは俺」みたいな告白を始めるんです。

そして、今の状況は置いておいて、レイ・リオッタにキレる未亡人。

なんのこっちゃ・・・。

これだけ怪しい状態が繰り広げられているのに、結局大統領は街にやってきて、狙撃もされます。
でも、無事でした。

犯人は自殺しました、というニュースで終ります・・・。


なんだったんでしょうか。

どの視点で見ても、なんか消化不良ですよね。

一応主人公はレイ・リオッタですが、ごたごたに便乗して、今まで隠していたことが告白できて、スッキリ! って言うことなんでしょうかね。

未亡人は踏んだり蹴ったりでしたね。

父親は亡くすし、家は押し入られ暗殺に使われるし、頼りに? していたレイ・リオッタはむしろ夫の敵だったし・・・と。

何より、大統領のセキュリティっていうのが甘いんだなーと思えますよね。(ま、そこは映画だからいいのか)


と、なんだかんだ言いましたが、繰り返しになりますが、レイ・リオッタ主演ですから、驚きはしません。

ある意味、レイ・リオッタ・クオリティとしては期待通りでした。

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