2016年3月5日土曜日

バーニング・クロス


★DVD/洋画/バーニング・クロス

2012年作品
タイラー・ペリー、エドワード・バーンズ、ジャン・レノ、マシュー・フォックス
原作有り

あらすじ:刑事でありながらも、犯罪心理学の学位を持っていたクロスは、シリアルキラーの犯行だと思える事件を担当する。

次の犯行を予測し、つきとめ、犯人と対峙するところまで行くが、逃げられてしまう。

そして、得意のプロファイリングを読み間違えてしまい・・・。




TVで見ました。

クライム系ぽかったので、興味を持ちましたが、見始めてもなかなか頭に入ってこず、何度も見直しました。

何でだろう? と思ったら、この「アレックス・クロス」というキャラクターは、シリーズ物のキャラクターで、若干説明不足な部分があったのかもしれませんね。

また事件そのものも、単なるシリアル・キラーではなくて、実は裏では大企業が絡んでいて、というのも、驚きよりは、シリアルキラーに大義名分与えてるのがつまらない感じがしました。

とはいえ、早々に、クロスの妊娠中の奥さんがこのシリアル・キラーに殺されてしまったりして、このキャラクターにとってはすごい相手になるのです。

主人公の身内が死んでしまうのに、あっさりしてるなーと思いました。
原作でもそうなんでしょうかね。

で、奥さん殺された主人公は、残された娘を冷静に諭したりして、さすが大人だし、心理学者だけあるな、と思わせておきながら、急にキャラクターが変わって一般人をも銃でおどすような、復讐の鬼になります。

この辺は、キャラクターの人気の要素でもあるんですかね?

知らなくて見ているので、ただの二重人格か、情緒不安な人のような印象でした。

バディな存在として、エドワード・バーンズがいるのですが、こちらはまさに原作に存在しているからいるだけなのかな、というほどのオマケ感。

彼女も犯人のえじきになっていますし、もちろん一緒に復讐するのですが、なんか存在感がないんですよね~。

真犯人? 的な裏で事件を仕切っていたのが、ジャン・レノなんですけど、もうジャン・レノが出てきた時点で怪しいし、そもそもなんか太って気持ち悪いし、やっぱりこの人が牛耳ってました、と言われても驚きがない。

もっと、まさか、って思えるような人じゃなくて、良かったのかな・・・。

で、最後はほぼ逆恨みでクロスはジャン・レノにも復讐します。

ジャン・レノはただ自分の作戦の為に、殺し屋としてシリアル・キラーを雇っただけで、クロスの妻殺しなどは、自分とは関係ない、と言ってるんですけどね。
それにウソはないですし。

と言う感じで、クロスという人が良くわからないのでした。

最後は、クロス的にはやりたい事やって、そして念願のFBIに転勤が決まって引越しして・・・。

という未来を感じさせる終わりかたでしたけど、まだこのシリーズ続くかもって事なんでしょうね。

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